◆伝統工芸品を生産販売しておられる中小企業経営者の方々へ、
皆様方の伝統ある技術やデザインを転用して海外市場開拓に挑戦してみませんか!
◆現在、中央区が実施している伝統工芸の調査事業に参加し、伝統工芸品を製造・販売しておられる多くの中小企業経営者の方々とお話しさせていただく機会をいただきました。
◆伝統工芸品産業振興協会ホームページによると、伝統工芸品の国内生産額は、直近のピークである1990年度以降減少を続け2006年度には1/3に減ったとのことです。
日本人の生活様式が和風から洋風に変化したことが主因ですが、2007年度以降もこの傾向は変わらず、景気低迷で市場縮小に拍車がかかり、景気回復後も伝統工芸品の国内市場が回復に転じる見込みは薄くっています。
◆こんな事業環境下にあって、海外市場の販路開拓で生き残りをるべく経営革新計画を推進し、海外での評価を梃子に日本への逆輸入という形で新たな国内市場も開拓し、着実に売り上げをあげている企業が有ることもまた事実です。
◆今日は、そんな企業の例を11月25日の日本経済新聞の記事からご紹介します。
☆仏壇・仏具の井上(滋賀県彦根市)
同社は、国の伝統工芸品に認定されている「彦根仏壇」の技術を活かし、海外向けの高級家具や調度品を開発する。
来年5〜6月ごろまでに試作品を作り、欧米で市場調査を開始し、現地市場への仲介者らと組み、日本の伝統的なデザインと現代風のデザインの製品を試作して現地で売り込みを図る。
☆桐たんす製造の茂野たんす店(新潟県加茂市)
同社は、桐タンスで培った材料の乾かし方や板を組み合わせる技術を駆使し、気密性や耐久性を高めた桐製のテレビ台や衣装入れなど約30種類の家具を欧米で売り出す。
早ければ年内にスイスで発売し、今後2〜3年で1000〜2000万円の売り上げを見込む。
☆東海家具工業(静岡市)
同社は、「静岡家具」の特徴である細かい装飾やピアノにも使う塗装方法を取り入れ、イタリア人デザイナーと共同でテーブルやいすを開発。
来年1月にパリで開かれる展示会に出品し、本格販売を始める。
現在約10億円の売上高の1〜2割を欧米で稼ぐ考えだ。
加来(かき)中小企業経営コンシェルジェは、経営革新と人材育成なくして会社の成長発展はないとの価値観を共有する中小企業経営者の方々を支援する、中小企業経営の相談役・道案内役です。
◆伝統工芸品を生産販売しておられる中小企業経営者の皆様、ぜひご一緒に、ジェトロ等が支援する海外の展示会等への参加を通じて、皆様方の伝統ある技術やデザインを転用して海外市場開拓に挑戦してみませんか!
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